化学反応の種明かし

白猫:まず、“水素ガス”と“酸素”。
    これは、“水素分子”と“酸素分子”だったよね。
    イメージしやすいように図で書くと、下のようになるよな。

化学47.jpg


助手:えーっと。
    “水素分子”があって、“酸素分子”があって、
    一番下に“水素分子”があるね。
    ん?“水素分子”がふたつあるよ?

白猫:おっ、よく気付いたな。
    “水素原子”は一本、“酸素原子”は
    2本の手を持っていることにも注意しておけよ。

助手:はい。確かにそうなっています。

白猫:それじゃあ、“化学反応”させてみるぞ!
    すると、下の図のようになる。
    注意して、よーく見てみろ。

助手:えっ!?何が起こったんですか?

化学48.jpg


白猫:仕方がねぇ。少し補足してやるか〜。
    まずは、「反応が起こる前の図」を見てみよう。
    すると、“原子”は“その横にある原子”と“握手”をしている。

助手:確かに。横同士で“握手”をしていますよね。

白猫:それじゃあ、「反応が起こった後の図」ではどうだ?

助手:えーっと。
    あーっ!!“原子”が縦に並んで“握手”をしているー!

白猫:そうだ。“化学反応”のタネに迫ってきたぞ!
    それじゃあ、その“縦にならんで握手している原子”はどうなっている?

助手:どうなっているって…?
    えーっと、HとOとHが“握手”をしていますけど…。
    ん? HとOとH………。
    H2Oだぁーー!!

白猫:そう、H2O! つまり“水”になっているんだ。

助手:うわぁー!いつの間にか、“水”ができあがったー!
    やっぱり手品だ。

白猫:おいっ、そうじゃないだろ!
    今、何が起こったか、ちゃんと考えてみろ!

助手:えっ、手品じゃないんですか?
    えーっと、横に手をつないでいた“原子が、縦に手をつなぎなおした…。
    これだけですけど…。

白猫:そうだ! それが“化学反応”のタネだ。
    つまり、原子が手のつなぎ方を変える!
    これが化学反応だー!

助手:えーっ!そういうことだったのかぁー!!
    ちょっと待ってよ、もう一回確認してみる。


  はじめに、横どうしで“握手”をした原子がある。
  それが“水素分子”と“酸素分子”と、もうひとつの“水素分子”
  そして”化学反応“が起こる。
  すると横どうしで“握手”してたものが、縦どうしで“握手”をする。
  そして、できるものが“水”


    本当だー!“水”ができたよー。

白猫:どうだ?“化学反応”のタネが分かっただろう。
    つまり“化学反応”は
    「原子が手のつなぎ方を変えるだけ」のことなのさ。

助手:なるほど!手品のように見えた“化学反応“も、
    タネを明かせば、とても簡単なものだったんだね〜。

白猫:そういうこと。これでSTEP3の内容はおしまいだぞっ。






 はじめに
 STEP0 なぜ化学が必要なのか
 STEP1 原子のはなし
 STEP2 分子のはなし

 STEP3 化学反応のはなし
  化学反応のはなし
  化学反応させてみよう
  水素のはなし
  水素原子と水素分子
  結合のはなし
  酸素のはなし
  化学反応って魔法?
  化学反応の種明かし ←位置情報
  化学反応のまとめ

 もっと化学を……


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