原子の大きさ

白猫:それじゃあ、“原子”について少しまとめておこう。
    “原子”とは物質を形作っている世界一小さなツブツブだったな。

助手:はい。

白猫:まぁ、世界一小さいってのは語弊があるから、
    「“原子”とは物質を構成する基本粒子」と言ったほうが正確だろう。

助手:基本粒子(キホンリュウシ)ですか…。

白猫:まぁ、難しく考えるんじゃねぇ。
    ようするに、物質ってのはとても小さなツブツブ(原子)から
    できているって話さ。

助手:なるほど。

白猫:それじゃあ、その“原子”がどれぐらいの小さいか分かるか?

助手:うーん。とても小さいってことは想像できるけど…。

白猫:まぁ、そうだな。
    いきなり言われても分からないだろうから、例え話をしてみよう。

助手:よろしくお願いします。

白猫:まず、“地球”ってあるだろ。

助手:“地球”ですか?

白猫:そうだ。地球の大きさって知ってるか?
    とんでもなく馬鹿でかい大きさだってことは想像できるよな?

助手:そうですね。とても大きいですよね。

白猫:その“地球”を“ゴルフボール”の大きさにギュッと縮めたとする。

助手:“地球”のように大きなものを、
    “ゴルフボール”のように小さくするんですか?

白猫:そういうこと。
    そのとき、オレッちたちは、どのくらいの大きさになっていると思う?

助手:えっ?
    “地球”を“ゴルフボール”の大きさに縮めたんだから、
    僕の体は…、うーん…、とても小さいです。

白猫:曖昧な表現だなぁ〜。
    あえて言うなら、お前は“ゴルフボール”にへばりついている
    “バイキン”だ。
    ようするに、目では確認できないほど小さいってわけだ。

助手:そんなに小さくなるんですか〜。
    って、バイキンという表現が納得いかないです。
    それじゃあ、白猫くんは何になるんですか?

白猫:ん?オレッちか?
    オレッちは“ビフィズス菌”ってとこだろう。

助手:なんだか自分だけ良いように言ってないですか…。
    とりあえず、それぐらい小さくなるってことですね。

化学22.jpg


白猫:そういうこと。
    それじゃあ、“ピンポン玉”を手に持った状態で、
    もう一度“ギュッ”と小さくなってみようか。

助手:“地球”を“ゴルフボール”の大きさに縮めるんですね。

白猫:そういうこと。
    そうすると、お前は“ゴルフボール”にへばりついている
    バイキンになるんだったな。
    それじゃあ、そのとき手に持っていた“ピンポン玉”は
    どれくらいの大きさになっていると思う?

助手:うーん。僕の体がバイキンの大きさだから、
    “ピンポン玉”はもっと小さくなっているよね。
    !!
    もしかして、それが“原子”の大きさ!?

白猫:おっ。するどいね。
    “地球”を“ゴルフボール”の大きさにまで縮めると、
    “ピンポン玉”は“原子”の大きさにまで縮まるんだ。

助手:ほぇ〜。それって、とてつもなく小さいよね!

白猫:なんとなくイメージできたようだな。
    まぁ、“原子”はとてつもなく小さいってことが分かればOKだ。
    それじゃあ、STEP2に移るぞー。


 *:原子の大きさ
  原子はとてつもなく小さなものだっていうことが
  分かったと思う。
  そんなに小さな“原子”だが、技術の発達により
  高精度な顕微鏡を使うと、
  実際に目で見ることができるんだ。
  もう、ツブツブ感たっぷりの画像を見ることができる。

  また、超ミクロなピンセットを使って、
  原子をつまんだり、移動させたりすることもできるんだ。
  科学の進歩ってすごいね。






 はじめに
 STEP0 なぜ化学が必要なのか

 STEP1 原子のはなし
  原子のはなし
  原子って何?
  原子はどこにある?
  原子の大きさ ←位置情報

 STEP2 分子のはなし
 STEP3 化学反応のはなし
 もっと化学を……



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